2012年6月17日日曜日

平曲鑑賞会

荻野検校顕彰会 第19回平曲鑑賞会 
名古屋市西文化小劇場にて
平曲  祝言「桜」
     「生食」   演者 今井検校勉
講演  「地震・怨霊・源頼朝義経兄弟の没落ー「平家物語」の語ること」           
講師  徳竹由明氏

琵琶法師が琵琶を奏でながら語る「平家物語」です。耳なし芳一と言えばイメージわきますか。

名古屋には連綿と続いた盲人伝承による平曲が保存されていますが、後継者がないので、存続が危ぶまれています。

6月と11月の年2回は、平曲をじかに鑑賞できる数少ない機会です。
今回も琵琶と語りの古の世界が、細胞の中に潜んでいた遥かな記憶を呼び醒ましてくれました。

Voice of AOR live

Voice of Aor
Zepp NAGOYAに行ってきました。

観客はアラフォー、アラフィフ なのに皆元気すぎ。最初から最後まで立って腕振りーの、足踏み鳴らしーので少々グロッキーです。

前から3番目の中央席で舞台を見上げるので、五十肩がまだ残る私には首が痛い2時間でした。

が、70年代80年代にタイムスリップしたかのような、TOTO,JOURNEY,CHICAGOのヒット曲のオンパレードで贅沢な2時間をたっぷり楽しみました。

ファーギーはcancerを克服した後なので体調を心配しましたが、とても元気で、迫力あるハイトーンヴォイスは健在。ボビーさんも頑張っていました。

TOTO Fan にあまり人気がないアルバム「ISOLATION」、私は結構好きなので、ファーギーの声で聴けて夢みたい。
『Carmen』『Angel Don't Cry』『Endless』『Isolation』 きゃー!!!

ボビーは『Girl Goodbye』『Africa』『I’ll Be Over You』『Rosanna』『Hold the Line』
やっぱり、という選曲でした。

来年のTOTO 来日が待ち遠しい!!!

the chain of fools live


大須のライブハウス ell.sizeにて
師匠の出演されるLIVE聴いてきました。

最初のバンドから大音量で迫力のあること。
師匠のドラムはもう、もう、もう、かっこいー!!!!
あんなに楽しそうに、軽々と、でも音は超重量。なして?
師匠の凄さに鳥肌のタメイキでした。
The chain of fools もっと聴きたかったのでCDを買おうと思ったのに、今日はもって来ていませんとは、残念。

音楽とは関係ないけど、
若いお母さんが首すわってるの?というくらいの赤ちゃんを連れていて(しかも2組)驚きました。あの大音量の中、お耳は大丈夫かしら?

昨年のTOTO JAPAN TOUR in 尼崎でリハ見学した時、2歳くらいの子供さんを連れた若い夫婦もいて、ステージ上のエンジニアがそれに気づき、子供の耳に良くないからホールから出るように言いました。

若い夫婦は、えーそんな~という感じで(その気持ちも分かるけど)もじもじしていたら、ルークが手招きして、舞台の上に上がって、SPより後ろに来て、そこでお子さんと一緒に聴きなさい,と言ってくれました。居合わせた私たちもほっとして、胸が暖かくなりました。

だから、TOTO、大好き!

2012年5月5日土曜日

映画 「The Artist」

伏見のミリオン座で「The Artist」 観ました。

劇中劇もサイレント。
トーキーを拒否した主人公の心模様、彼を愛する新進女優の悲しみが無声の銀幕を通じて、音のない分より切実に、繊細に伝わる気がしました。

過去の無声映画を公開する映画祭がイタリアで続いているそうですが、新たな映像芸術の形として無声映画の新作が作られ、その価値が広くみとめられたのは素晴らしいことですね。

6,7年前に、キートンとチャップリンの無声映画にはまって、豊島図書館にある作品を大方見ましたが、他の作品も観たくなりました。
トーキーとサイレント、同じ映画でありながら、違う可能性を持った媒体だと思います。

2012年4月30日月曜日

栄の宗次ホール、スイーツタイムコンサート。

今日は 美しき北欧音楽の調べ vol.3 『夏至祭』

休憩時間にスウェーデンの焼き菓子のサービスがあり、ムーミングッズからクッキー、お茶などなどスウェーデンの物品販売もあって、写真のケーキとバイキング柄のナプキンを買っちゃいました。

提供はスウェーデンハウス、後援がスウェーデン大使館なので、宣伝もあるのでしょうが、耳にも舌にも楽しいコンサートでした。

で、音楽のほうも贅沢に、前半は北欧クラシック音楽の世界。
ソプラノ 磯村美由紀さん
ピアノ 高橋早紀子さん
北欧クラシックというとシベリウスとグリークしか聴いたことがないのですが、自然の香り豊かな安らぎの世界でした。

後半は伝統音楽の世界
Drakskip ドレクスキップ という京都の若者4人組のユニバーサルインストバンド。
珍しい楽器の解説も入れて、ノリの良い民俗音楽の世界を軽やかに演奏。こういうの大好き!

ケーキの味は、甘いベリーが入っているのですが、生地自体はあまり甘くなくて、美味でした。

2012年4月15日日曜日

宗次ホールランチタイムコンサート

栄の宗次ホールでランチタイム「弦楽器の『高』と『低』Duoコンサート」

 『高』であるヴァイオリンと『低』のコントラバス、そこにピアノも参加しての珍しい編成でした。

ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は普段ピアノとチェロで聴くのですが、重厚なコントラバスと繊細なヴァイオリンがピアノとともに作り出す世界、素敵でした。

「チェルダッシュ」を聴くと、いつも思い出すのがゴーリキーの世界。
私には特別の曲です。

今日のプログラム

J.S.バッハ
2大のヴァイオリンの為の協奏曲より 第一楽章
グリエール
ヴァイオリンとコントラバスの為の組曲より
1.プレリュード
2.ガボット
3.スケルツォ
ヘンデル/ハルボルセン編 
バッサカリア
ラフマニノフ
ヴォカリーズ
チャイコフスキー
弦楽セレナードより 第2楽章
モンティ
チャールダッシュ
アンコール
ロッター
ダービー&ジョアン




これで1000円!
お昼の1時間を肩のこらない音楽とお話しに包まれて過ごしました。

2012年4月10日火曜日

Small Color live at Samba Town

名古屋・円頓寺商店街にある知る人ぞ知るブラジル音楽のメッカ・サンバタウンで、今日はsmall color のライブ。
ギターとアコーディオンと鍵盤ハーモニカ、その他の楽器と癒しの歌声で静かな安らぎの音楽を聴きました。
ギターのオオニシユウスケさんは久保田利信、鍵盤奏者の良原リエさんは空気公団などのライブやレコーディングに参加しているそうです。
small color は、日常の幸せな呼吸の音楽、と言ったらよいでしょうか。
アコーディオンがゆっくりと肺を膨らませ、静かに息を吐き、ギターが呟いたり囁いたり、時にはあっと言わせたりして、静かな対話が続いていく。
サンバタウンの舞台の後ろが道路に面した大きな窓(!)なので、商店街を歩いている人たちが窓から、なにやっとるの?と覗きながら通り過ぎるのを観つつ、日常の時間がゆっくりと過ぎるのを感じてコンサートに聴き入りました。最高のシチュエーションだったかもしれません。